尾瀬保護財団の活動紹介

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「尾瀬を知る」フィールド講座 「会津沼田街道をたどる」を開催しました

実施日:平成24年9月22日(土)~23日(日)

尾瀬では草紅葉が見ごろを迎えていますが、そんな風光明媚な場所にかつて街道があったのをご存じでしょうか?
福島県会津若松市から尾瀬沼を経て、群馬県沼田市に続くこの道は、「会津街道」または「沼田街道」と呼ばれ、東北と関東とを結ぶ重要な街道でした。

この講座では、そんな往時を偲ぶ道のりをみんなで歩きながら、尾瀬が持つ別の姿を感じる事を目的に開催しました。自然分野のテーマが多かった「尾瀬を知るフィールド講座」でしたが、このテーマにも13名の方にご参加いただきました。

ということで、いつものとおり写真でその時のようすを少しおすそわけ。


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1000299 (Large) 20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110207 (Large)

今回の講座には講師として地元ガイドの星光幸さんをお招きしました。
光幸さんは尾瀬認定ガイドであり、尾瀬の麓の七入山荘のオーナーでもあります。
 (左)今回の集合場所は沼山峠バス停。いくつかの諸注意と準備体操をしたら・・・
 (右)尾瀬沼とは反対方向に向かって歩き始めます! あまり知られていませんが、ここから七入までの道のりは「道行沢(みちぎさわ、みちゆきざわ)」と呼ばれ、街道の雰囲気を最も残している場所なんです。


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110215 (Large) 20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110232 (Large)

道の途中には、
 (左)山の神さまの祠があったり、
 (右)地元・檜枝岐村民が、夏になると山に入って出作りをしていた歴史を感じることができます。


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110264 (Large) 20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110252 (Large)

 (左)なによりも素晴らしかったのがこの森の雰囲気。木漏れ日が気持ち良い初秋トレッキングに、参加者も私も癒されていました。
 (右)途中の橋で休憩と昼食。ここで光幸さんがナメコ汁を振る舞ってくれました。ナメコは昨年獲れたものを使いましたが、これには参加者のみなさんもビックリしていました。


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110270 (Large) 20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110283 (Large)

 (左)七入までの道のりは5.6km。光幸さんの解説とこの場所の雰囲気の良さで、時間を忘れてしまいます。
 (右)道行沢には5つの橋が架かっており、七入から沼山峠方向に向かって「○番橋」と名前が付けられています。とてもシンプルで分かりやすいネーミングですが、当時行き来していた人たちが何を考えていたのかを考えると、とてもノスタルジックな気持ちになります。


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110280 (Large) 20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110275 (Large)

 (左)途中、光幸さんが教えてくれた面白いブナの巨木。
 (右)終止なごやかな雰囲気で、4時間のトレッキングがあっという間に終わりました。


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110292 (Large) 20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110298 (Large)

七入山荘で少し休憩をとった後は檜枝岐村内へ移動。
実はこの日は伝統ある檜枝岐歌舞伎の特別公演の日だったのです。
この2つめのサプライズにみなさんも再びビックリ。
落成式が終わったばかりの「檜枝岐歌舞伎伝承館」を見たり、尺八と箏の特別演奏と歌舞伎を楽しんでいただきました。


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」IMG_7719 (Large)

で、2日目は朝から雨・・・。
またまた担当者の雨男ぶりを発揮してしまい、申し訳ありません。
秋雨の中でも参加いただいた皆さんの熱心さは変わらず、今度は沼山峠バス停から、尾瀬沼を往復しました。


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」IMG_7731 (Large) 20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」IMG_7736 (Large)

いつもは自然ガイドをする所ですが、今回はテーマを歴史や文化に絞ってご案内しました。
 (左)戊辰戦争時代に作られたと言われる「土塁跡」
 (右)物々交換の場所の一つとも言われた「尾瀬のいんぞう」


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」IMG_7754 (Large) 20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」IMG_7750 (Large)

 (左)尾瀬を水彩画で紹介した「大下藤次郎の碑」
 (右)尾瀬沼畔に点在するイチイの大木の謎
などをご紹介しながら三平下に移動し・・・


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」IMG_7773 (Large)

最後は尾瀬沼山荘さんに飾られている、交易に使われた古銭をみんなで見学しました。
沼山峠で解散するまで、ずっと雨に降られっぱなしでしたが、いつもとは違う尾瀬の姿をご覧いただけたかと思います。
私が印象的だったのは、アンケートの最後に「ぜひ照る照る坊主のお守りを身に付けらん事を願う!」のひと言でした。次は旅の安全のために持ち歩きたいと思います!


20120922~23フィールド講座「会津沼田街道をたどる」P1110237 (Large)
(集合写真 : 1日目の途中にある「抱返ノ滝」にて)



担当:安類(あんるい)
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  1. 2012/09/25(火) 11:38:11|
  2.   環境教育

「南会津地方の歴史と自然を学ぶ会」 に講師を派遣しました

実施日:平成24年9月20日(木)

福島県南会津地方振興局さん主催の「南会津地方の歴史と自然を学ぶ会」に講師として伺いました。
南会津地方に勤務される福島県職員のみなさまを対象に、尾瀬の自然のことや、その利活用についてお話させていただきました。

20120921団体レクチャー「南会津地方振興局」P1110192 (カスタム)


担当:安類(あんるい)
  1. 2012/09/25(火) 10:20:17|
  2.   普及啓発

「環境学校エコカレッジ」 にガイド協力しました

実施日:平成24年9月17日(月・祝)

群馬県環境政策課さんからのご依頼で、「環境学校エコカレッジ」にガイドとして協力してきました。
尾瀬から学ぶ自然保護だけでなく、生活環境、保健福祉といった様々なテーマでの連続講座を「エコカレッジ」では学んでいるという事もあり、意識の非常に高い参加者のみなさんでした。

ガイド中は写真撮影なしなので、以下は途中で立ち寄った、
山の鼻ビジターセンターで開催している「環境学習ミニガイドツアー」のようす。


20120917団体レクチャー「エコカレッジ」Evernote Camera Roll 20120917 191051 (Large)


20120917団体レクチャー「エコカレッジ」Evernote Camera Roll 20120917 191103 (Large)



写真は公衆トイレや山小屋等から出る生活雑排水を処理する、合併処理浄化槽を見学しているところ。
見学していただくと、ご自分の生活から出る排水処理と全く同じことをやっているのが分かると思います。
尾瀬と日常生活との違いは、そこが見えるようになっているかどうか? という事でしょうね。
今回のガイドでは、そんな尾瀬と日常生活との違いを伝える事を意識しました。


担当:安類(あんるい)
  1. 2012/09/25(火) 10:07:28|
  2.   環境教育

至仏山登山道のロープ柵入替作業を行いました

実施日:平成24年9月16日(日)・18日(火)


秋晴れとなった2日間を使って、至仏山東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂)のロープ柵入替作業を行いました。

20120916沓金撤去作業P1170899


このロープ柵、登山道とその脇の植物とを区分するために設置された、立ち入り防止柵のことで、
残念ながら植物への踏み込みが目立っている場所に設置されています。

今回はこのロープ柵の「鉄製受け」「木杭」を入れ替える作業を行いました。
これはロープ柵が老朽化したからという理由ではなく、地中に埋め込まれた鉄製の受けが、積雪によって斜面下方向に引っ張られ、地面を掘り返してしまうことで、登山道を荒らしている事が分かったからです。


20120916沓金撤去作業P1170890 20120916沓金撤去作業P1170891

これが埋め込まれた「鉄製の受け」。今まではこれに木杭を差し込んで、それにロープを通していました。
 (左)作業前
 (右)作業後


20120916沓金撤去作業P1170895 20120916沓金撤去作業P1170898

(左)作業ですが、こんな道具を使って、てこの原理で引き抜いています。これだけでも大変な作業ですが、引き抜いた「受け」を放置しておくこともできないので・・・
(右)こんな風に場所を決めて、そこまで人力で運搬しています。この作業は尾瀬ボランティアさんの協力を得て行いましたが、頭が下がる思いです。


20120916沓金撤去作業P1170896 20120916沓金撤去作業P1170899

 (左)作業前
 (右)作業後
「鉄製の受け」を引き抜いた後は、細い金串を使っています。
どうでしょうか?
え、ロープ柵が見えない??
ご心配なく。実際に歩いてみていただくと、ロープ柵がしっかりあることが分かると思います。
この作業は環境に配慮して行っているものですが、景観上も非常に良いことがおわかりいただけると思います。


20120918沓金撤去作業IMG_0649 20120918沓金撤去作業IMG_0657

2日目も同様な作業を行いました。
 (左)この日も秋晴れ。参加していただいたボランティアのみなさんも、これからの重労働も何のそので、気持ち良い湿原を歩きます。
 (右)同様に「鉄製受け」の引き抜き、資材の運搬、新しい金串の入替・・・という山中での重労働が続きます・・・が、みんな笑顔ですね。


20120918沓金撤去作業IMG_0653 20120918沓金撤去作業IMG_0658

 (左)作業前
 (右)作業後


20120918沓金撤去作業IMG_0661

この日の作業は標高の低いところで行ったこともあり、取り除いた資材を山ノ鼻まで持ち下ろすことにしました。
1日で行える作業量は微々たるものですが、たくさんの方の協力を得て、着実に作業を進めることができました。


20120918沓金撤去作業IMG_0659

2日間にわたる作業にご協力いただいた尾瀬ボランティアのみなさま、大変ありがとうございました!



担当:安類(あんるい)
  1. 2012/09/25(火) 09:54:28|
  2.   環境保全

平成24年度尾瀬自然ガイド更新講習(3回目)を開催しました

今年度最後の「尾瀬自然ガイド更新講習」を開催しました。
この講習会は、尾瀬自然ガイドに認定された方々を対象に、認定期間3年を延長するために必要なものです。
プロガイドとして活動する尾瀬認定ガイドたちは、尾瀬の適正利用を牽引する役割なので、
尾瀬の事だけでなく、参加者とのコミュニケーションや、社会的な動きなど、常に高いモチベーションを持って学ぶ必要があります。

と、いうことで講習会の雰囲気を写真で紹介。


20120902~03第3回尾瀬自然ガイド更新講習DSC09108 20120902~03第3回尾瀬自然ガイド更新講習DSC09127

(左)尾瀬ガイド協会の塩田会長から開会の挨拶。尾瀬自然ガイドには自然の知識だけでなく、参加者とのコミュニケーション能力と伝える力が必要であることを話されていました。
(右)過去2回の講習会と同様に、「尾瀬で見られる哺乳類(講師:原田ツキノワグマ対策員)」をまずは行いました。植物の知識はある程度みな持っていますが、哺乳類となると・・・ガイドと言えども実際に見る事が少ないだけに、みな真剣に聞き入っていました。


20120902~03第3回尾瀬自然ガイド更新講習DSC09128 20120902~03第3回尾瀬自然ガイド更新講習DSC09136

(左)次は「尾瀬自然ガイドに必要な能力・技術 ~自然解説編~(講師:安類認定審査委員)」 ツアー参加者が求めている事と、それに対して的確に答え、伝えるための技術について説明を行いました。
(右)休憩をはさんで、いよいよ「コミュニケーションスキル・ワークショップ(講師:長内認定審査委員長)」がスタート。参加者アンケートを使って、まずはブレインストーミングを行い、この講習会の目的を明確にしました。


20120902~03第3回尾瀬自然ガイド更新講習P1100889

初日は夜遅くまで講習会が続きます。
少し場がこなれてきたので、参加者から日常的なガイド活動を行っている上で、問題意識などをフリートークで進行しました。
その中で、話題の中心は「顧客満足度をどう高めるか?」という点に集約されていました。


20120902~03第3回尾瀬自然ガイド更新講習P1100914

翌日は大快晴!
気持ち良い朝日の中で集合写真を撮ったあとは、3班に分かれてコミュニケーションスキルや顧客満足度を高める視点に立ったガイディングについて、ケーススタディトレーニングを行いました。


こうした尾瀬認定ガイドたちが、たくさんの尾瀬登山者に尾瀬の大切さや不思議さ、そしてその価値を伝えられるよう日々トレーニングを行っています。






担当:安類(あんるい)
  1. 2012/09/12(水) 16:07:26|
  2. 尾瀬ガイド協会

「尾瀬を知る」フィールド講座 「尾瀬・地学入門」を開催しました

実施日:平成24年9月1日(土)

尾瀬登山口のひとつ、大清水付近にかつて金山があったことをご存じですか?
その金山、「根羽沢鉱山」は明治35年に発見され、昭和36年まで操業された歴史を持っています。
最盛期だった昭和初期には約1000人が鉱山で働き、小学校や遊技場、公衆浴場等も建設される賑わいだったそうです。

現在はその名残が点在しているばかりですが、この講座では鉱山跡地の見学を通じて、その価値と尾瀬の別の一面を感じていただく事を目的に開催しました。


20120901フィールド講座「尾瀬地学入門」P1100836

この講座は他ラインナップとは異なり日帰り開催。
大清水に向かう車道で朝日がのぼり、木漏れ日の美しさが際立ちます。
良い一日になりますよ~に。


20120901フィールド講座「尾瀬地学入門」P1100843 20120901フィールド講座「尾瀬地学入門」P1100852

この講座には関東一円から16名のご参加をいただきました。
(左)まずは講師の円城寺氏(早稲田大学)から、根羽沢鉱山の歴史やこの場所に金銀鉱床がある意味などを講義いただきました。参加者のみなさんも実物を見る前に期待感が増大です!
(右)講義後は金山跡地に向けて出発。徒歩約1時間で到着し、早速ズリ山で鉱石を見ていただきました。石の中に入っている色々な成分をご紹介いただきました。


20120901フィールド講座「尾瀬地学入門」P1100861 20120901フィールド講座「尾瀬地学入門」P1100867

ズリ山から露頭鉱脈まで、さらに20分の歩きとなります。
(左)この日も残暑が厳しく、途中の休憩場所ではこんな事をする人も・・・スタッフでした。
(右)到着した露頭鉱脈は、まさに金銀鉱床が目に見える状態。参加いただいたみなさんからも、感激の声があがりました。


20120901フィールド講座「尾瀬地学入門」P1100872

露頭鉱脈での滞在時間は短かったですが、帰りの道すがらでは、かつての住居跡や作業場を見て回りました。
参加いただいたみなさんは異空間に入り込んだような雰囲気だったのではないでしょうか。



(ご注意を!)
この場所への立入・見学については、土地所有者の了解を得ておこなっております。
通常は立入禁止エリアとなっていますので、ご了承ください。


(ご参加いただいた方からの感想)
「ひと味違った尾瀬を経験できました」
「尾瀬にこんな所があったなんてビックリ」
「鉱山の価値や歴史を感じられました」
「沢づたいに変化を感じられて良かった」
「片品村から金を通じて世界を見せていただいた」


担当:安類(あんるい)
  1. 2012/09/12(水) 12:12:25|
  2.   環境教育

第四銀行様、新潟証券様、DIAMアセットマネジメント様からご寄付をいただきました

 2012年8月30日(木)、㈱第四銀行様、新潟証券㈱様およびDIAMアセットマネジメント㈱様から、それぞれ51万円余、9万円余、61万円余のご寄付をいただきました。
 今回のご寄付は㈱群馬銀行、㈱東邦銀行、㈱第四銀行、新潟証券㈱およびDIAMアセットマネジメント㈱により販売されている自然環境保護ファンド「尾瀬紀行」において、第四銀行様、新潟証券様の販売分にかかる信託報酬の一部をご寄付いただきました。
 寄付受納式は新潟県庁で行われ、まず㈱第四銀行 個人営業部部長 広井様、新潟証券㈱ 執行役員営業本部長 小黒様、DIAMアセットマネジメント㈱ 常務取締役 武藤様からそれぞれ目録が中村評議員(新潟県県民生活・環境部長)に贈呈され、続いて中村評議員から感謝状と記念品のパネルをお渡ししました。
 なお、尾瀬紀行のご寄付は今年度で6回目となります。

㈱第四銀行 個人営業部部長 広井様
第四銀行様

新潟証券㈱ 執行役員営業本部長 小黒様
新潟証券様

DIAMアセットマネジメント㈱ 常務取締役 武藤様
DIAMアセットマネジメント様
  1. 2012/09/05(水) 16:22:56|
  2.   寄付等

尾瀬サミット2012が開催されました

 平成24年9月4日(火)、尾瀬沼ヒュッテにて、当財団の理事・評議員や関係者が尾瀬に一堂に会し、尾瀬に関わる課題などを話し合う「尾瀬サミット2012」が開催されました。今回の尾瀬サミットは、東日本大震災等の影響により、昨年のサミットが中止となったため、2年ぶりの開催となりました。今回のサミットのテーマは、「自然の宝庫”尾瀬”~多様な魅力の発信に向けて~」です。

 サミットの冒頭では、当財団の大澤正明理事長(群馬県知事)が、「昨シーズンは、東日本大震災とそれに伴う原発事故や新潟・福島豪雨による木道の被害など、尾瀬を取り巻く環境は非常に厳しいものとなりました。震災に伴う自粛ムードや水害により、年間入山者は、28万1千人余りにとどまり、初めて30万人を下回る結果となりました。しかし、水害により流出した木道や橋は、地元関係者の懸命な努力により、迅速に復旧することが出来ました。また、秋の紅葉シーズンには、前年以上の人々に尾瀬を訪れていただくなど、入山者数の回復が見られました。これらは、関係各位のご協力によるものであり、心から感謝申し上げます。さて、今回のサミットのテーマは、「自然の宝庫“尾瀬”~多様な魅力の発信に向けて~」といたしました。本日は、このテーマに沿って、「みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ」という尾瀬ビジョンの基本理念のもと、関係者、地域が一体となって尾瀬の貴重な自然を保護するとともに、より多くの人々に尾瀬に来てもらうための取組について、意見交換したいと考えております。」と挨拶をしました。
 また、来賓として出席された横光克彦環境副大臣からは、「尾瀬は昭和9年に国立公園に指定されてから約80年に近い歴史をもっている。関係者の皆さんが様々な形で、自然環境の保全や適正な利用の推進に関わってきたことから、自然保護運動の発祥地あるいはこの日本の国立公園のトップランナーと言われております。私自身、初めて尾瀬に訪れたが、昨夜は満点の星空とはいかなかったが、星空を眺めることができた。今日は朝から散策する中で、尾瀬の雄大な自然を満喫できた。燧ヶ岳も見事に晴れ渡り、本当に雄大な姿を見ることができて、大変感銘を受けた次第です。この自然を現在に至るまで、保全をし、そして適正な利用を進めてこられました関係者の皆様方に改めて深く敬意を表したいと思います。このすばらしい国立公園の自然を国、内外を問わず、多くの皆様に知っていただき、実際に来ていただくこと、これがまさに環境省の責務であると感じている。環境省では、国立公園の知名度を高めると共に国立公園の魅力向上を図り、利用者を増やすために地域の方々と連携を一層強め、自治体や関係者の皆さんと共同による国立公園の管理運営を図っていくことが必要であると感じている。この尾瀬サミットは、高い見地から尾瀬の将来を議論する場であり、3県の知事、地元の首長、関係者が現地に一同に集まる会議。全国の国立公園においても尾瀬の他にはありません。尾瀬の抱える課題は、多岐に渡るわけであるが、列席している皆様のパートナーシップによって、これらの課題を解決し、自然の宝庫である尾瀬を一層盛り上げていきたい。」とのご挨拶をいただきました。

 次に事務局から尾瀬の現状として、①入山者数調査について、②自然保護の取組、③空間放射線量の測定について報告。片品村からは④富士見下~富士見峠間の身障者運行について、尾瀬林業からは⑤木道の復旧対策について、福島県からは⑥尾瀬における環境学習について説明をいただきました。

 その後行われた意見交換では、①尾瀬の利用促進について、②ニホンジカの対策の2つの提案について、活発に議論されました。
 最後に「尾瀬の関係者が、自らの立場と役割を再認識し、尾瀬ビジョンにある「みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ」という基本理念のもと、今後も幾多の英知と努力を結集して、尾瀬の貴重な自然を保護するとともに、より多くの人々に、その自然のすばらしさを堪能していただく取り組みを一丸となって推進していく。そして、災害を乗り越えた尾瀬へ、全国・世界から多くの方々に訪れていただくことを願う。」と共同アピールを発信していくことを決定しました。

 サミットに参加いただきました皆様及び開催にご協力いただきました関係者の皆様に感謝申し上げますとともに今後も尾瀬の自然保護と適正な利用を図るため、ご指導ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

〈尾瀬サミット2012の様子〉
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〈参加者による記念撮影〉
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〈サミット前日に行われたスライドレクチャー:講師 写真家 新井幸人氏〉
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〈サミット開催前に行われた自然観察会のようす(大江湿原)〉
IMG_7142_convert_20120905135006.jpg

担当:山本・友松
  1. 2012/09/05(水) 11:08:30|
  2.   尾瀬サミット

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