尾瀬保護財団の活動紹介

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至仏山東面登山道の柵外し作業を行いました

2011年尾瀬シーズンも残すところ僅かとなりましたが、10月23日(日)に至仏山東面登山道の柵外し作業を行ってきました。
至仏山では、登山道以外への踏み込みにより植物を痛めないよう、シーズン中はロープ柵を設置していますが、冬に備えて柵を外しロープを束ねて登山道脇に保管する作業を、尾瀬ボランティアをはじめ総勢16名で行いました。
作業前日までは雨も覚悟していましたが、当日は晴れて、尾瀬ヶ原や燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、平ヶ岳を望むことができました。


8時30分、作業のため山の鼻ビジタセンターを出発です。
写真が小さくてわかりづらいですが、皆さん笑顔で楽しそうです!
20111023_01.jpg



作業は、山ノ鼻からDブロック下までの班と、Dブロックから高天ヶ原までの班の二班に分かれて行いました。
登るだけでも大変なはずなのですが、みなさん手慣れていて次々に柵を引き抜き、ロープを束ねて登山道脇に保管していきます。
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10月4日に植生復元作業を行ったDブロックです。
今年行った作業の結果が来年すぐにわかるというものではありません。植生回復には長い月日が必要です。
植生保護のためにも、登山道から外れないよう、みなさまのご協力をお願いします。
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ほとんどの山小屋は23日までに今シーズンの営業を終了しました。
入山者の少なくなった尾瀬ヶ原では各所で木道工事が行われています。
山ノ鼻地区では、山の鼻小屋と尾瀬ロッジ前、研究見本園・至仏山へ向かう木道が新しくなっていました。
下の写真でわかるでしょうか?(クリックすると大きな写真になります)
20111023_04.jpg



Dブロックからは上は岩場での作業もありますが、みなさんごく普通に作業をしています。
20111023_05.jpg



11時10分、高天ヶ原のベンチまで作業が終わりましたので、ここで昼食をとりました。
きれいな景色を見ながら食べる昼食はおいしいですね。
昼食後は再び作業開始です。
20111023_06.jpg



木杭は重くて引き抜くのが大変ですが、高天ヶ原上部のIブロックにて、すべての作業が無事に終了しました。
参加していただいたみなさま、お疲れさまでした。ありがとうございました。
あとは、至仏山山頂経由で鳩待峠へ下山するだけです。(東面登山道は植生保護と登山者の安全確保のため下り禁止となっています
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山頂手前で振り返ると、横田代とアヤメ平がよく見えました。
写真には写っていませんが、尾瀬沼や鳩待峠も見ることができました。
20111023_08.jpg



12時05分、無事に至仏山山頂へ到着しました。
山頂では15人くらいの登山者の方が昼食を食べていました。
後から到着した登山者の方に集合写真を撮影していただきました。ありがとうございました。
20111023_09.jpg



下山を始めると小至仏山の南面あたりから雨が降り出したため、通称「三角ベンチ」でレインウェアを着ましたが、この後すぐに雨はあがりました。
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鳩待峠から至仏山へ向かって1kmのところに道標がありますが、そこから至仏山方面に50mくらい行ったところに3カ所ほど大きく掘れている箇所がありますので、通行の際は十分ご注意ください。
20111023_11.jpg



14時15分、全員が無事に下山しました。
改めて、参加していただいたみなさま、どうもありがとうございました。
それでは、来シーズンまた尾瀬でお会いしましょう!
20111023_12.jpg


尾瀬保護財団からのお願い
車道閉鎖まであと僅かですが、今後、今シーズン終了までに至仏山を登山される方は、次のことに注意してください。
・十分な装備を整えて余裕のある行程を組んでください。
・鳩待峠と山ノ鼻地区の山小屋の営業は終了しました。
・至仏山にはトイレがありませんので、携帯トイレの携行をお願いします。
・ゴミは各自でお持ち帰りください。
・登山道から外れないようにしてください。
・東面登山道は植生保護と登山者の安全確保のため上り専用です。下りは禁止となっています。


担当:井上
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  1. 2011/10/24(月) 18:45:37|
  2.   環境保全

至仏山の植生復元作業を行いました

20111004~05至仏山植生復元P1090186 (Large)



尾瀬保護財団が群馬県と協力して実施している至仏山の植生復元作業。
今年も昨年と同様に、東面登山道の中間点にある、通称「Dブロック」で作業を行いました。

今年の作業の大半はネット敷設。
のべ160㎡という面積にネットを敷いたのですが、それでも植物がなくなり、土が流されてしまったエリアはまだまだ残されています。

厳しい環境条件で作業はなかなか進みませんが、
何とか「本来の自然の姿へと戻していきたい」というスタッフの願いと作業は続きます。
  1. 2011/10/20(木) 15:15:03|
  2.   環境保全

「尾瀬を知る」フィールド講座11 「尾瀬湿原復元45年の歩み」を開催しました

今シーズンの講座のしめくくりは、私たちが最も知って頂きたい話題の一つ、「植生復元」です。
聞き慣れない言葉ですが、人間の利用によって荒れてしまった湿原や登山道周辺の自然を、人間が手を加えることで自然の回復を助け、本来の状態に近い形へと戻す作業のことを指します。

尾瀬では国内でもこうした作業に最も早くから取組みはじめ、今年で45年が経過しました。
この講座では、湿原が人間の利用によって、どのようにして荒れてゆくのかのメカニズムを紹介しつつ、
実際の行われている植生復元作業の実態を知って頂くことを目的としています。


P1080506 (Medium) DSC_0682 (Medium)


今シーズン最後の講座ということもあって真面目なスタートとなりましたが(いつも真面目ですが・・・)、
さぁ、今回の講座は見慣れない会場でスタートしました。
参加者の大半は尾瀬沼に何度か来たことのある方でしたが、この場所に入った事のある方はほとんどいなかったようで、会場を見て驚かれていました。


20111001~02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080522 (Medium)


これがその会場です。
え? わかんない?? 正解を知りたい方は来年のこの講座にお越し下さいね~。
今回はこの会場に参加者のみなさん、講師、スタッフが宿泊したため、夜はいろいろな話で盛り上がりました。


20111001~02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080972 (Medium) 20111001~02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080978 (Medium)


2日目は沼尻湿原の植生復元作業地を見学してまわりました。
なにしろ見ただけではほとんど分からないくらいに回復しているため、参加者のみなさんからは「え? ここがこんな状況だったの!」と昔の写真を見るたびに驚かれていました。


20111001~02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080989 (Medium) P1080994 (Medium)


そして一番最近の作業場所では、実際の作業時の体験談も交えながら解説し、
最後はみんなで回復してきた沼尻湿原の風景を一望。
たくさんの方から「この場所を観る目が変わった」との感想をいただきました。

こうして今シーズンの全ての講座が無事に終了となりました。
今年は洪水や台風の影響で何度か開催出来なかった講座もありましたが、来年もみなさんに「あっ!」と驚かれるような講座をご用意したいと思いますので、どうぞお楽しみに!!

なお、今シーズン中の全ての講座参加費全額については、福島県の復興支援義援金として寄付される事を申し添えます。



担当者:安類
  1. 2011/10/20(木) 15:03:11|
  2.   環境教育

「尾瀬を知る」フィールド講座10 「尾瀬地学入門 ~戸倉沢層・根羽沢 編~」を開催しました

少し報告が遅くなってしまいましたが、
今シーズン10回目のフィールド講座「尾瀬地学入門 ~戸倉沢層・根羽沢編~」のようすをお知らせしますね。

私たち尾瀬保護財団では、昨シーズンから大清水周辺で資源調査とその利活用方法について活動を続けていますが、当財団スタッフが「これは面白い!」と感じた事をそのままツアーにしてしまったのが、この講座です。

なにしろ今までは尾瀬沼に行くための通過点だった大清水という場所に、国内でも珍しいものが点々と存在しているのです。内容はちょっと・・・マニアックですが。

それでも開催してみれば12人の参加者にお集まりいただき、遠くは小田原から来た方までいらっしゃいました。


では、まずは根羽沢鉱山跡地から!

20110917~18F講座「尾瀬地学入門」P1080015 (Medium) 20110917~18F講座「尾瀬地学入門」P1080032 (Medium)


(左)え? いきなりここを下りるんですか? という感じの場所からスタートしますが、その先にある鉱山跡をめがけてワクワク、ハラハラしながらロープで下ります。
(右)ロープでガケを下り、渡渉を繰り返し、もう一度ガケを下りると・・・あった! これが根羽沢鉱山の露頭鉱脈です。
もちろん貴重な資源ですし、国立公園内ですから岩を割ったり、砂金取り(!)をすることは出来ませんが、それでも参加者のみなさんはこの異空間を楽しんでいるようでした。


20110917~18F講座「尾瀬地学入門」P1080030 (Medium)


もちろん風景を見るだけでなく、この場所の貴重さや科学的視点を円城寺先生からお聞きし、もう一つの尾瀬のようすを知る事ができました。


20110917~18F講座「尾瀬地学入門」P1080050 (Medium) 20110917~18F講座「尾瀬地学入門」P1080057 (Medium)


鉱山跡地からの帰り道では、道沿いに残された住居跡や資材置き場、そして温泉(!)を見て歩きました。
お湯をさわった参加者のみなさんからは「あったかい! まだ入れるよ」との声が。
ゴールドラッシュ時代を感じさせるノスタルジックな空気が漂っていました。

そうそう、驚くべきことに参加者の中に「私、この場所のキャンプ場に管理人をしていたんだ」
という方がおり、急遽その方も交えて当時の話をしていただきました。



DSC05678 (Medium) 20110917~18F講座「尾瀬地学入門」P1080061 (Medium)


2日目は大清水小屋をお借りして、早朝にレクチャーを行いました。
テーマは「片品川流域の金資源と環境保全」。あまり馴染みのない話題をおもしろおかしく、分かりやすく解説いただき、私たちスタッフも見入ってしまった時間でした。

レクチャー後は片品川流域の戸倉沢層を見学しにいきました。
いつもは車で通過するだけの道を大勢で歩く姿はなんとも不思議に映ったでしょうね。
2日間とも暑い日でしたが、大清水の木漏れ日が心地よく感じられました。


20110917~18F講座「尾瀬地学入門」P1080074 (Medium) 20110917~18F講座「尾瀬地学入門」P1080080 (Medium)


戸倉沢層については尾瀬林業の宮沢さんから解説していただきました。
なにしろこの場所も来るのが初めての人ばかり。
途中増水した川に行く手を阻まれましたが、みんなで協力して石を置いて道をつくったりしながら進みました。

戸倉オフィオライトと言われるこの場所にはみんな解説を聞きながら興味津々。
円城寺先生とそのお弟子さんも見入っていました。


20110917~18F講座「尾瀬地学入門」P1080101 (Medium)


こうして大清水の異空間体験をした2日間の講座が無事終了しました。
なにしろ一番ハラハラしたのは、安全管理に回っていたスタッフ陣・・・。
それでも参加者のみなさんの熱心さに助けられながらの運営でした。
みなさまどうもありがとうございました。



(ご注意を!)
この場所への立入・見学については、土地所有者の了解を得ておこなっております。
通常は立入禁止エリアとなっていますので、ご了承ください。


担当者:安類
  1. 2011/10/20(木) 14:05:34|
  2.   環境教育

ありがとう尾瀬清掃活動を実施しました

平成23年10月15日(土)に尾瀬ヶ原と尾瀬沼でありがとう尾瀬清掃活動を実施しました。

この活動は、尾瀬のすばらしい自然に感謝するとともに、来シーズンもきれいな尾瀬であるようにと、
毎年シーズン終盤に清掃活動を実施しています。

尾瀬ヶ原コースでは、尾瀬ボランティアの他に、一般参加としてJA高崎ハムから10名の方の参加がありました。
たくさんの方に参加していただきましたので、尾瀬ヶ原コースでは2班に分かれて活動を行いました。
午前8時30分頃は雨が強く降っていましたが、出発する頃には雨も弱くなってきました。

20111015_1.jpg
写真1:尾瀬ヶ原コース参加者のみんさんと活動前の集合写真(尾瀬ボランティア11名+JA高崎ハム10名+財団職員4名)


清掃活動中にすれ違った登山者の方からは、「ありがとう」や「ご苦労様」といった声をかけていただき、
参加されたみなさんも熱心にゴミ拾いをしていただきました。

落ちていたゴミは、アメやお菓子の包み紙、輪ゴムなどがほとんどでした。
中には、梅干しのタネやティッシュペーパーなどもありました。
尾瀬は年間の平均気温が4~5度と低温(ご家庭の冷蔵庫の中と同じくらい)です。
このような環境では、微生物の働きが十分でないため、梅干しのタネやティッシュペーパーなども分解されずに残ってしまいます。
ゴミの持ち帰りにご協力をお願いします。

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写真2:牛首~竜宮間での清掃活動の様子


見晴に到着するころには雨もあがりベンチで昼食をとりました。

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写真3:見晴のベンチで昼食


牛首~ヨッピ吊橋間は、7月末の集中豪雨により多くの木道が流失しました。
交互通行や木道工事中の箇所もありますので、通行される際は十分ご注意ください。

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写真4:牛首~ヨッピ吊橋間の交互通行箇所


20111015_5.jpg
写真5:雨もあがり至仏山も山頂近くまで見えるようになりました。


20111015_6.jpg
写真6:燧ヶ岳は雲につつまれ一部しか見えませんでした。


今回参加していただきました、尾瀬ボランティアとJA高崎ハムのみなさま、ありがとうございました。


担当:井上
  1. 2011/10/19(水) 15:27:13|
  2.   尾瀬ボランティア

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