大型連休が終わり、5月7日から6月30日まで至仏山は登山禁止となります。
今回は至仏山が一休みするのにあたって、大型連休中に設置された誘導ポールの回収に出掛けました。
※注
大型連休中に行われていた至仏山対策についてはこちらをご覧ください。

(左)連休が終わった鳩待峠はひっそりとしていました。写真のとおり至仏山登山口には立入禁止ロープが設置されています。
(右)ここからは財団スタッフ2人だけの登山です。今後の参考データとなるよう、積雪深を図りながら進みます。鳩待峠は約80cm。5月1日と比較すると、なんと75cmも溶けたことになります。これには財団スタッフも驚きでした。

(左)第1ピーク手前は約90cm。
(右)第1ピーク奥は約100cm。どちらも70~90cmほど融雪しました。

(左)小至仏山付近から見た至仏山。昨年のような植生への踏み込みは見あたりませんでした。ただ・・・
(右)夏道が出ている場所には必ずトイレ跡がありました。こんな風景を見るととても悲しくなります。ぜひ至仏山には携帯トイレをお持ちください!

鳩待峠から約3時間で山頂。尾瀬ヶ原はまだ残雪があり、雪の量は例年並みかやや多いように思えました。夏山シーズンとはまた違った箱庭的な風景と、写真は取り忘れてしまいましたが、真っ白に輝く越後の山々に囲まれ、しばらく時間を忘れてしまいました。

しかしここから悪戦苦闘の下山でした。なにしろ誘導ポール10本と看板を背負っての滑走だったので、2人ともフラフラ、足はガクガクの状態で山ノ鼻にたどり着きました(あんまり大変だったので写真取り忘れました)。
ということで至仏山の残雪シーズンはいったん終了し、7月1日から夏山シーズンがスタートします。
みなさま、至仏山には携帯トイレを持って、安全に、楽しい登山をしましょう!!
担当:安類、小野里
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- 2010/05/11(火) 19:06:59|
- 環境保全
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平成22年5月9日(日)、新潟県魚沼市で開催された「尾瀬弁当コンテスト」に審査員として参加させていただきました。尾瀬弁当コンテストは、湯之谷温泉郷・尾瀬ルート活性委員会の主催で、魚沼の豊かな食材を生かしたお弁当を提案し、食の面から地域の魅力を発信するとともに、尾瀬へのハイキングや魚沼市内の散策が、より魅力的なものになるようにと開催されたました。
今回は、学生さんからの応募もあり、たくさんのお弁当がコンテストに出品されました。どのお弁当も、魚沼の食材を上手にアレンジし、個性的で味わい深いものばかりで、甲乙をつけるのがとても難しかったです。

(審査会場のようす)

(応募されたお弁当)
厳正な審査の結果、”尾瀬・ハイキング部門”の金賞は、大桃久子さんに、そして、”一般会席部門”の金賞は、橘宏美さんに決定しました。
今回のコンテストを通じて、尾瀬の麓の地域の素晴らしい食文化を改めて感じました。尾瀬への山行には、是非、地域の特色が凝縮されたおいしいお弁当を持っていきたいですね!
○関連URL(主催者:湯之谷温泉郷・尾瀬ルート活性委員会ホームページへのリンク)
http://www.uonumakaraoze.com/index.html
- 2010/05/11(火) 11:30:42|
- イベントなど
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平成22年5月1日(土)及び2日(日)の2日間をかけて、残雪期の至仏山を巡回してきました。
4月下旬の降雪や低温などの影響で、雪解けのスピードも遅いようですが、5月に入り天気も穏やかで、気温も高く融雪が進んでいると思われますので、積雪が少なくなった場所や地面が露出した場所には立ち入らないようにお願いします。特に、小至仏山~至仏山山頂の稜線部は、地面が露出しやすい場所ですので注意してください。その他、残雪期に山スキー、登山等で利用される方は、下記パンフレットをご覧ください。
○パンフレットー
「2010シーズンGW前後至仏山入山の皆様へ」(913KB) また、落枝を杖代わりに利用されている方が多くいらっしゃいましたが、至仏山は尾瀬国立公園にあり、また、特別天然記念物にも指定されている場所で、落枝を拾う行為が禁止されていますので、至仏山の環境保全のために、ご理解とご協力をお願いいたします。
<鳩待峠から見た至仏山 5/2撮影>

<通称第1ピーク過ぎから見た至仏山 5/2撮影>

<小至仏山のようす 5/1撮影>

<小至仏山~至仏山山頂 5/1撮影>
- 2010/05/04(火) 00:50:35|
- 環境保全
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