尾瀬保護財団の活動紹介

フィールド講座 「尾瀬ヶ原ネイチャースキーハイキング2」を開催しました

猛暑&大快晴の大型連休前半とはうって変わって、連休後半は低温&雨スタート。
それでも2回目のネイチャースキー・ハイキングの2日間は何とか晴れ間も期待できる!
という事で、参加者10人で雪解けがさらに進んだ尾瀬ヶ原へと出かけてきました。

初日の鳩待峠は小雨模様でしたが、みなさんが集まる頃には晴れ間が差し始め、さい先の良い出発となりました。
みんなで元気に山ノ鼻へ向かって歩いていると、なんと川の対岸にツキノワグマを発見!!
あまりの出来事に私もビックリでしたが、野生動物との出会いに参加者全員ニッコリでした〜♪

それでもお昼をすませてネイチャースキーを始める頃にはポツポツと降り始め、雨具を着込んで練習開始です。


20120504〜05フィールド講座「ネイチャースキーハイキング2」P1030966 (大) 20120504〜05フィールド講座「ネイチャースキーハイキング2」P1030970 (大)

練習風景です。
ネイチャースキーといえども、楽しく快適に滑るためには、基本的な滑り方ができていないと大変ですものね。
前回の講座よりも雪解けが進んでいて、雪面の凹凸がはっきりしてきました。
この凹凸が案外手強いんですね〜。それでも参加者みなさんは全員真剣です!


20120504〜05フィールド講座「ネイチャースキーハイキング2」P1100235 (大) 20120504〜05フィールド講座「ネイチャースキーハイキング2」P1100237 (大)

(左)1日目のフィナーレは見本園奥に鎮座する、カラマツの巨木まで行ってきました。
幹周は510cm超! 日本の巨木データベースによると、国内2位のカラマツなんだそうです。
推定樹齢は350年くらいでしょうか・・・?
みんなで350年前の尾瀬のようすをイメージしてみました。
(右)夜は山小屋でスキーにまつわる話題提供を講師からしていただきました。
野外をスキーで動き回ることに、なかなか敷居が高くて・・・と感じている方は多いと思いますが、このセッションでそんな不安を少し解消できたらと思います。


20120504〜05フィールド講座「ネイチャースキーハイキング2」P1030975 (大)

さぁ2日目スタート!
前日の夜には激しい風雨となって明け方まで降っていたのですが、出発時間を見合わせながら滑り始めました。
それでもみんなの願いが天に届いたのか、滑り始めるとすぐに青空が広がり、大快晴となりました。
そして秘密の森へとすすみ・・・、
この講座のお約束、「ダウンヒル大会」が始まりました♪
なだらかな斜面でも、難しくて楽しい!


20120504〜05フィールド講座「ネイチャースキーハイキング2」P1100241 (大)

そして最後は尾瀬ヶ原に出て行って、すっかり青空になった至仏山を背景にパチリ。
この頃には気温もぐんぐん上がり、青空の尾瀬に後ろ髪引かれる思いで下山しました。





おかげさまで満員御礼のネイチャースキー・ハイキングが終了となりました。
もう少しすれば尾瀬の雪がとけきって、花のシーズンがスタートします!
ぜひ次回の講座をお楽しみに!


担当:安類(あんるい)
  1. 2012/05/05(土) 21:10:23|
  2.   環境教育
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フィールド講座 「尾瀬ヶ原ネイチャースキーハイキング1」を開催しました

平成24年度最初の「尾瀬を知るフィールド講座」がスタートしました。
まずは残雪がたっぷりと残る尾瀬ヶ原で、「尾瀬ヶ原ネイチャースキーハイキング」を行いました。

それにしてもこの大快晴ぶり!
自称「雨男」のスタッフが参加しているこの講座ですが、あまりの晴れっぷりに講座終了時には全員が日焼けしてしまいました。
では当日のようすをどうぞ。

20120428〜29ネイチャースキーハイキング1P1100168 (大) 20120428〜29ネイチャースキーハイキング1P1100170 (大)

まずはネイチャースキーを初めて履く方も多いので、滑り方講座から。
最初は履いて立つこともままならない参加者も、小一時間ほどでなんとなく滑れるように・・・。

20120428〜29ネイチャースキーハイキング1P1100180 (大) 20120428〜29ネイチャースキーハイキング1P1100191 (大)

少し滑れるようになってきたので、グリーンシーズンには入ることのできない研究見本園の奥へと行ってみることにしました。
至仏山のムジナ沢がよく見えます。
ちょっとした斜面を使って「大ダウンヒル大会」がスタート!
こんな地形を使っての遊びがホント面白い!

20120428〜29ネイチャースキーハイキング1P1100186 (大)

で、見本園の奥にある天然カラマツの巨木まで行ってみることにしました。
このカラマツは3人で手を回しても届かないほどの巨木で、なんでも「日本で2番目に太いカラマツ」なんだそうな。
この木も普段は見ることのできないものです。

20120428〜29ネイチャースキーハイキング1P1100206 (大) 20120428〜29ネイチャースキーハイキング1P1100209 (大)

2日目は尾瀬ヶ原へと行ってみることにしました。
尾瀬ヶ原では雪解けがすすみ、あちこちでリッジ状に残った雪の上をヒヤヒヤしながら進みました。
それにしても・・・あ、暑い!
最初はフリースや雨具を来ていた参加者もいましたが、最後はもれなく薄着になってのスキーとなりました。
中には半袖シャツの方も!

20120428〜29ネイチャースキーハイキング1P1100214 (大)

最後は至仏山をバックにみんなで記念写真。
ネイチャースキーを使って、雪景色の尾瀬ヶ原の隅々を滑り、変化に富んだ面白い講座だと思いますが、
一方でけっこう体力も使います・・・。
ご参加いただいたみなさま2日間、めいっぱい動き回り、本当にお疲れ様でした〜♪




担当:安類(あんるい)
  1. 2012/04/29(日) 22:00:25|
  2.   環境教育
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講座 「ネイチャースキー・ハイキング」の下見を行いました。

大型連休中に開催される、尾瀬を知るフィールド講座「尾瀬ヶ原ネイチャースキー・ハイキング」の下見を行いました。
若干の冬型となり、湿原には冷たい風が吹き抜けていましたが、太陽の光は暖かく、お昼前後には半袖での行動になるほどでした。

20120424ネイチャースキー・ハイキング下見P1100149 (大)

雪原の尾瀬ヶ原はひっそりと静まりかえっていました。
春の日射しがたくさん降り注いで、汗ばむ陽気です。

20120424ネイチャースキー・ハイキング下見P1100151 (大)

今回の下見は3名で。
写真は軽装で軽快に見えますが、実は講座に使うクロカン10セットの搬入をしていたため、
ちょっとお疲れ気味・・・。
それでもこの風景にはスタッフもニンマリ〜です。

20120424ネイチャースキー・ハイキング下見P1100158 (大)

帰りはブナや天然カラマツの森をぬけて下見が無事終了しました。





担当:安類(あんるい)
  1. 2012/04/24(火) 23:25:19|
  2.   環境教育
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「尾瀬を知る」フィールド講座11 「尾瀬湿原復元45年の歩み」を開催しました

今シーズンの講座のしめくくりは、私たちが最も知って頂きたい話題の一つ、「植生復元」です。
聞き慣れない言葉ですが、人間の利用によって荒れてしまった湿原や登山道周辺の自然を、人間が手を加えることで自然の回復を助け、本来の状態に近い形へと戻す作業のことを指します。

尾瀬では国内でもこうした作業に最も早くから取組みはじめ、今年で45年が経過しました。
この講座では、湿原が人間の利用によって、どのようにして荒れてゆくのかのメカニズムを紹介しつつ、
実際の行われている植生復元作業の実態を知って頂くことを目的としています。


P1080506 (Medium) DSC_0682 (Medium)


今シーズン最後の講座ということもあって真面目なスタートとなりましたが(いつも真面目ですが・・・)、
さぁ、今回の講座は見慣れない会場でスタートしました。
参加者の大半は尾瀬沼に何度か来たことのある方でしたが、この場所に入った事のある方はほとんどいなかったようで、会場を見て驚かれていました。


20111001〜02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080522 (Medium)


これがその会場です。
え? わかんない?? 正解を知りたい方は来年のこの講座にお越し下さいね〜。
今回はこの会場に参加者のみなさん、講師、スタッフが宿泊したため、夜はいろいろな話で盛り上がりました。


20111001〜02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080972 (Medium) 20111001〜02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080978 (Medium)


2日目は沼尻湿原の植生復元作業地を見学してまわりました。
なにしろ見ただけではほとんど分からないくらいに回復しているため、参加者のみなさんからは「え? ここがこんな状況だったの!」と昔の写真を見るたびに驚かれていました。


20111001〜02フィールド講座「尾瀬湿原復元45年のあゆみ」P1080989 (Medium) P1080994 (Medium)


そして一番最近の作業場所では、実際の作業時の体験談も交えながら解説し、
最後はみんなで回復してきた沼尻湿原の風景を一望。
たくさんの方から「この場所を観る目が変わった」との感想をいただきました。

こうして今シーズンの全ての講座が無事に終了となりました。
今年は洪水や台風の影響で何度か開催出来なかった講座もありましたが、来年もみなさんに「あっ!」と驚かれるような講座をご用意したいと思いますので、どうぞお楽しみに!!

なお、今シーズン中の全ての講座参加費全額については、福島県の復興支援義援金として寄付される事を申し添えます。



担当者:安類
  1. 2011/10/20(木) 15:03:11|
  2.   環境教育

「尾瀬を知る」フィールド講座10 「尾瀬地学入門 〜戸倉沢層・根羽沢 編〜」を開催しました

少し報告が遅くなってしまいましたが、
今シーズン10回目のフィールド講座「尾瀬地学入門 〜戸倉沢層・根羽沢編〜」のようすをお知らせしますね。

私たち尾瀬保護財団では、昨シーズンから大清水周辺で資源調査とその利活用方法について活動を続けていますが、当財団スタッフが「これは面白い!」と感じた事をそのままツアーにしてしまったのが、この講座です。

なにしろ今までは尾瀬沼に行くための通過点だった大清水という場所に、国内でも珍しいものが点々と存在しているのです。内容はちょっと・・・マニアックですが。

それでも開催してみれば12人の参加者にお集まりいただき、遠くは小田原から来た方までいらっしゃいました。


では、まずは根羽沢鉱山跡地から!

20110917〜18F講座「尾瀬地学入門」P1080015 (Medium) 20110917〜18F講座「尾瀬地学入門」P1080032 (Medium)


(左)え? いきなりここを下りるんですか? という感じの場所からスタートしますが、その先にある鉱山跡をめがけてワクワク、ハラハラしながらロープで下ります。
(右)ロープでガケを下り、渡渉を繰り返し、もう一度ガケを下りると・・・あった! これが根羽沢鉱山の露頭鉱脈です。
もちろん貴重な資源ですし、国立公園内ですから岩を割ったり、砂金取り(!)をすることは出来ませんが、それでも参加者のみなさんはこの異空間を楽しんでいるようでした。


20110917〜18F講座「尾瀬地学入門」P1080030 (Medium)


もちろん風景を見るだけでなく、この場所の貴重さや科学的視点を円城寺先生からお聞きし、もう一つの尾瀬のようすを知る事ができました。


20110917〜18F講座「尾瀬地学入門」P1080050 (Medium) 20110917〜18F講座「尾瀬地学入門」P1080057 (Medium)


鉱山跡地からの帰り道では、道沿いに残された住居跡や資材置き場、そして温泉(!)を見て歩きました。
お湯をさわった参加者のみなさんからは「あったかい! まだ入れるよ」との声が。
ゴールドラッシュ時代を感じさせるノスタルジックな空気が漂っていました。

そうそう、尾どくべきことに参加者の中に「私、この場所のキャンプ場に管理人をしていたんだ」
という方がおり、急遽その方も交えて当時の話をしていただきました。



DSC05678 (Medium) 20110917〜18F講座「尾瀬地学入門」P1080061 (Medium)


2日目は大清水小屋をお借りして、早朝にレクチャーを行いました。
テーマは「片品川流域の金資源と環境保全」。あまり馴染みのない話題をおもしろおかしく、分かりやすく解説いただき、私たちスタッフも見入ってしまった時間でした。

レクチャー後は片品川流域の戸倉沢層を見学しにいきました。
いつもは車で通過するだけの道を大勢で歩く姿はなんとも不思議に映ったでしょうね。
2日間とも暑い日でしたが、大清水の木漏れ日が心地よく感じられました。


20110917〜18F講座「尾瀬地学入門」P1080074 (Medium) 20110917〜18F講座「尾瀬地学入門」P1080080 (Medium)


戸倉沢層については尾瀬林業の宮沢さんから解説していただきました。
なにしろこの場所も来るのが初めての人ばかり。
途中増水した川に行く手を阻まれましたが、みんなで協力して石を置いて道をつくったりしながら進みました。

戸倉オフィオライトと言われるこの場所にはみんな解説を聞きながら興味津々。
円城寺先生とそのお弟子さんも見入っていました。


20110917〜18F講座「尾瀬地学入門」P1080101 (Medium)


こうして大清水の異空間体験をした2日間の講座が無事終了しました。
なにしろ一番ハラハラしたのは、安全管理に回っていたスタッフ陣・・・。
それでも参加者のみなさんの熱心さに助けられながらの運営でした。
みなさまどうもありがとうございました。



(ご注意を!)
この場所への立入・見学については、土地所有者の了解を得ておこなっております。
通常は立入禁止エリアとなっていますので、ご了承ください。


担当者:安類
  1. 2011/10/20(木) 14:05:34|
  2.   環境教育
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